田んぼダムは水田からのピーク流出量を抑制することによる、下流域排水路や河川の洪水被害を軽減する取り組みです。集中豪雨や大雨が降った時に雨水を田んぼに一時的に貯留し、排水口を小さく(通水断面を縮小)することにより、ゆっくりと時間をかけて排水できるようにします。
現在、農家による田んぼダムの取り組みが治水施設を補完する新たな役割を担い、地域防災・減災に繋がる浸水被害緩和策の一つとして注目を集め、全国的に取り組みが広まっています。
田んぼダムの取り組みを支援します! ※田んぼダムは多面的機能支払の保全組織による活動です。
これから田んぼダムをはじめたい農家については、多面的機能支払保全組織より『水位調整器』と『水位調整板(再生プラスチック製)』の配布が可能です。あわせて取り組み実績に応じて500円/10aを作業協力金として農家に交付できるよう、これら保全組織の活動を土地改良区としても支援いたします。(~令和10年度まで)
詳細については地元総代もしくは因幡堰土地改良区までお問い合わせください。
田んぼダムによる防災・減災の取り組み(20分52秒)
いなばエコフィールド協議会
※注:音声が途切れる部分がございますが、なにとぞご容赦ください。
《流域治水地域連携活動【株式会社テイデイイー様】》
農業の現場では降雨が多すぎると洪水、少なすぎても渇水として、どちらも災害に繋がることからも、我々は適切に水をコントロールする義務をはたさなければならず、今回のセンシング技術のご提供によっては、地域の今後の用排水計画に役立つものとして大変感謝しております。
《令和5年度 田んぼダム推進活動》
・令和 5年 6月20日 山形県田んぼダム推進情報連絡会(第1回)委員、副会長として参加
・令和 5年 8月 9日 山形県鶴岡市馬町保全会田んぼダム視察来所
・令和 5年 9月 5日 山形県田んぼダム推進情報連絡会(第2回)実証ほ場現地研修参加
・令和 5年11月 7日 山形県田んぼダムモデル事業(WEB)打合せ会参加
・令和 6年 1月17日 農水省主管多面的機能支払交付金の推進(ワーキンググループ参加)
・令和 6年 1月29日 山形県田んぼダム推進情報連絡会(第3回)委員、副会長として参加
■山形県 田んぼダムの推進について
⇨URL:https://www.pref.yamagata.jp/140029/kensei/tanbodamu.html(外部リンク)
令和3年度 多面的能支払交付金全国研究会
⇨URL:https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanri/tamenn_kennkyukai20.html(外部リンク)
事例発表及びパネルディスカッションが宮城県推進協議会のYouTubeで配信されております。
タイトル『田んぼダムプロジェクト:田んぼダムによる防災・減災の取り組みについて』
農地・水・環境保全組織 いなばエコフィールド協議会
配信期間 令和4年3月31日(木)まで
⇨URL:http://www.nmk-miyagi.org/topics/detail—id,171.html(外部リンク)